困ったときは助けを求めよう

先日レッスンに来ている生徒さんからSOSの電話がかかってきました。

「忙しい日が続いていて、全然パソコンに向かえていません!今週のレッスンの宿題できません!(涙)」

ライティングのクラスなので、彼女が書いてきたものをベースにレッスンが進みます。素材がないとレッスンになりません。それで、「どうしましょう!?」と電話してきてくれたのです。

二人で話し合った結果、今回は読み物を読んで、その内容についてディスカッションしようということになりました。彼女も落ち着きを取り戻したようで、こちらもホッ。

彼女のように、「できなかったので、他の手段を考えたい or 考えてほしい」と伝えることは、とても勇気がいることだけれど、大事なスキルだなと思います。

このような事態に直面したとき、「できない!」→「休む」という選択をする人が多いのではないでしょうか?宿題ではないとしても、予習がきちんとできていない、とか、復習してなくて前回やったことすっかり忘れちゃった、とか。時間がなくてできなかったというのは、恥ずかしいことでも何でもない。できていないのに、ギリギリまで何のアクションも起こさず、結局休んでしまう(逃げる)っていうのは無責任。

アメリカやオーストラリアでの留学で学んだことの一つに、「すべては交渉次第、交渉可能」ってこと。課題やプロジェクトが重なって期限が守れそうにない、とか、リーディングの量が多すぎるとか、困ったときは何でも教授やTA(ティーチングアシスタント)に相談すればいいのです。サボってできないという学生は一目でわかるし、事情を説明すれば親身になって相談にのってくれます。(サボっていてできなかった学生に対してでさえ、大抵は手を差し伸べてくれます)

あるクラスで、先生が課題について説明していたとき、一人の学生が「先生、その週はジューイッシュホリデーだから、その週の課題はなしにしてもらえませんか?」と「交渉」し始めたときは目が点になりました。交渉が見事に実ったときはもっとびっくりしました。他のクラスでも、「来週は大きなカンファレンスがあって、みんな忙しいから、リーディングの量を減らしてほしい」と直訴して、先生の了解を得たというのもありました。言ってみるものですね。

「どうしよう、どうしよう」と悩んでいても、何の解決にもなりません。「死ぬ気になってやればなんとかなるはず!」なんて根性論も無益です。まずは声に出してみること。そうすれば、いろいろなことがスムーズにいくようになりますよ。