捨てる?残す?Keep what brings joy!

最近本屋さんに行くとやたら目に付く「片付け」関係の本。

「リバウンドしない!」「恋愛運がアップ!」「人生が変わる!」などなど、ダイエット本かと思うような宣伝文句が並びます。

「片付け」関連本の中でもエースと言えるのは、この方の「ときめく片づけ」シリーズではないでしょうか。

人生がときめく片づけの魔法 by 近藤麻理恵

残すか捨てるかは、手に取ってみて「ときめく」かどうかで決めるというユニークなアプローチが人気の秘密。

私は知らなかったのですが、彼女の本はこれまでイギリスやドイツでも出版されていて、ベストセラーになっているのですね。

この10月にはアメリカでも ” The life-changing magic of tidying up–the Japanese art of decluttering and organizing”というタイトルで発売され、注目を集めています。

New York Times のレビュー ”Kissing Your Socks Goodbye –Home Organization Advice from Marie Kondo”

アマゾンでレビューを読んでみましたが概ね好評のよう。
「これまでの整理、収納本とはまったく違って、画期的!」「モノ (stuff)との付き合い方が変わった!」「説明がわかりやすくて、やる気になる!」などポジティブなコメントが並んでいます。

興味深かったのが、多くの人が本の中でよく理解できない部分としてあげている箇所。

「モノに話しかける?ありがとうって言う?ありえない!」「家にただいまって挨拶する?は?」

モノや植物を人間のように心があるものとして扱うこと(anthropomorphismという言葉があります)は、多くの日本人にとって難しいことではないと思うのですが、アメリカの読者には全く響かないみたいですね。面白いなー。

英語のタイトルをみてわかるように「片付ける」はtidying up, decluttering, organizingといった単語で表現されています。tidy upは「整頓する」、declutterは「不要なものを処分する」、organizeは「(システマティックに)整理整頓する」といった意味。

では、この本のキーワード「ときめく」はどう訳されているでしょうか。

”Does it spark joy?” (そのモノはあなたをときめかせる?)

“Spark”の他に、”bring” や “inspire” も使えますね。

上の本のイメージをクリックすると、読者のレビュー(英語)が読めます。レビューを読んでいるだけで、片付けスイッチが入りますよ。年末の大掃除に向けて、今から気持ちを高めてみるっていうのはどうでしょう(笑)。