アメリカで大流行の兆し?モーニング抹茶の習慣

昨日、知り合いの方のお家にお邪魔したら、「お茶飲んで行ってくださいね。」とお抹茶を出してくださいました。もう引退したけど、ずっとお茶の先生をしていたのだそうです。落雁と一緒にとってもおいしく頂き、心もほっこりあったかくなりました。

Morning matcha“という言葉をアメリカのメディアで目にするようになって、ずいぶん経ちます。

Starbucksなどのコーヒーショップでは、green tea入りの ラテとかフラペチーノがずいぶん前から売られていましたし、green tea 入りのマフィンやアイスクリームもよく見かけます。

でも印象としては、抹茶や緑茶をお茶として楽しむというより、食材やスパイスとして使われることが多かった。

だから、最初に”Morning matcha“という言葉を耳にした時も、浮かんだのは抹茶パウダー入りのパンケーキと甘ったるい抹茶ラテ。

で、ある時目に入ってきたのが、こちらの写真。かなり本格的、ですよね?

Morning Matcha -A Standard of Living

ブログを訪れると、抹茶を点てるプロセスを大きな写真で見せてくれています。解説はありませんが、かなりわかりやすい。

興味をかき立てられ、”Morning matcha” や”how to make matcha tea”というキーワードでググってみました。出てくる、出てくる。

こちらでは、写真と一緒に手順が詳しく説明されています。

How to Make Matcha (bonappetit.com)

how to make matcha - bon appetit

 

YouTubeにも抹茶の入れ方に関するビデオがたくさん。こちらのビデオは、日本で飲んだ抹茶にインスパイアされたというAngelが作る抹茶ラテ。きな粉が入っているのが面白い。

“How to make Green Tea (Matcha) Latte | Simple Recipe” (from Youtube)

 

みなさん、きちんと茶筅(ちゃせん)を使っていますね。英語では、(a) bamboo tea whiskと呼ばれているようです。茶杓(ちゃしゃく)は、(a) tea measuring ladleとなっています。

アメリカのCBS Newsでも抹茶の人気が急上昇していることを”Matcha Madness”として報道しています。この25年ほどで消費量が10倍になっているとか。(これは抹茶というよりお茶全体かな?)

Matcha Madness Sparks New Craze (CBS NEWS)

ニューヨークに登場し始めた抹茶カフェの経営者を取材して、抹茶を提供し始めた経緯などインタビューしていましたが、最近の健康ブームでコーヒーに代わるものとして人気が出ているようです。

コーヒーと違って、抹茶は意識を覚醒させる力はあっても穏やかで、心を落ち着かせる働きもあるのだとか。胃酸が出過ぎることもなく、体に優しい飲み物であることが強調されています。

ニュースに登場するカフェのオーナーによると、”morning espresso”から、”morning matcha”に切り替え始めているお客さんが増えているよう。

「日本人はどう思っているんでしょうねー。」とリポーターが振ると、「お茶の専門家が来て首をかしげてたよ。」と笑っていました。

でも!日本人で抹茶を常日頃から飲んでいる人、茶せんで抹茶を点てている人、どれだけいると思いますか?この夏、彼らに刺激を受け、早速デパートにあるお茶屋さんに、抹茶と茶筅を買いに行った私。でしたが、茶筅一つが5000円以上することを知り、無難に煎茶だけ買って帰ってきた、という苦い経験があります(笑)。(近々購入予定です。)

京都で300年以上続くお茶屋さんの一保堂は、抹茶ブームに後押しされてか、2013年4月にニューヨークに一号店を出しました。上のCBSのニュースにも登場しています。

お店の場所を地図で見たら、グランドセントラルステーションからすぐのところでした。ニューヨークの市立図書館、ブライアントパーク、紀伊国屋などが近くにあるところ。お買い物した後、一保堂で休憩なんてのも良さそうですね。

こんなかわいい英語のサイトが用意されています。

IPPODO 一保堂茶舗

Ippodo english

お茶のことやお店のこと、英語でわかりやすく紹介されています。外国人の知り合いに聞かれて困ったら、こちらのサイトでお勉強♬

もしかしたら彼らの方が、日本人の私たちよりずっと詳しかったりして(苦笑)。