「かっこいい」収納と英語のラベル

本屋さんに行くと、「かっこいい収納」「おしゃれな収納」なんていう見出しが大きく表紙を飾っている雑誌や本をよく目にします。

「かっこいい収納ってどんな収納なんだろう」と興味津々。手にとってパラパラめくってみると、すぐに目に飛び込んで来るのが、きれいにラベルが貼られた収納ケースやガラスのびん。フォントにもこだわりが見られ、とてもセンス良くデザインされています。確かにかっこいい!

紹介されていラベルのほとんどは、英語で作られています。”HAT” とか”SWEATER”とか”BAG”といった風に。本当に素敵なんですけど、、、職業柄どうしてもスルーできないのがラベルに印刷された英単語。

スペルはどれもパーフェクト。だけど何かが足りない。名詞を使うとき必ず伴うあるモノが入っていないのです。わかりますよね?

数えられる名詞なのに複数形になっていないのです。

“SHOES” や”SOCKS”は日本語でも複数形で使われているから、きちんと”S”が付いています。だけど他の単語は、冠詞なしの裸の状態で使われています。

台所の調味料に貼られたラベルは、問題ないことが多いです。これは、砂糖や塩など調味料の大半が数えられないので、複数形にする必要がないからです。お箸やスプーン、フォークはもちろん複数形です。

この間入ったコーヒー屋さんに貼ってあったスコーンのポスター。スコーンの写真の上に大きく”SCONE”と印刷されてあります。これにも”S”が付いてなくて、固有名詞?って一瞬思ってしまいました。

日本語に冠詞の概念がないから仕方ない?確かにその通りなのですが、日本語の感覚で、「冠詞なんて、あってもなくても大した違いはない。」と軽視するのはとっても危険です。「難しそう」に見えるかもしれませんが、基本的なルールをしっかり理解すれば、案外簡単に感じてもらえるはずです。

私は、大学生の時にマーク・ピーターセンの「日本人の英語」シリーズに出会って、自分の英語の理解がいかに中途半端なものであったかを思い知らされました。英語の冠詞も、どの文法書よりもわかりやすく解説されていて、自信を持って冠詞が使えるようになりました(There’s still a long way to go…  ですけど)。シリーズ全ての本を購入して、何度も何度も読み返しながら、自分でも英語を読んだり、書いたりしていく中で、知らず知らずのうちに英語の感覚が身についていくのが実感できました。太鼓判!

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