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What’s your sign?

What’s your sign?

最初にこの質問をされた時は、相手が何を聞きたいのか皆目検討つかず、5秒ほど固まってました。

一語一語はっきり聞き取れているのに、何を意味しているのか全くわからない。お手上げです。
I don’t understand what you mean by that.

何を聞いてるかわかりますか?答えは、

「星座」です。

「日本人に会うと必ず血液型の話になる」と言い張るアメリカ人が多いですが、「日本人が血液型の話をする以上に、アメリカ人は星座を聞いてくるよ!」と言い返す私。「星座のことに異様に詳しいアメリカ人が多い」と言ったほうが正確でしょうか。

自分の星座を告げると、その星座の特徴についてものすごい詳しい解説を喜々として披露してくれます。それはもう「何で他人の星座についてそこまで熱く語れるんだろう」と不思議になるくらいの情熱で。

「12星座それぞれについて、同じことができるんだろうなー。すごいよ、すごすぎる。」と、私は感心するばかり。で、相手の解説はほとんど頭に入ってこないのですけれど。

星座に凝っている人は年齢、性別問わずで、仲良くしていた70歳近くのおじさんもその一人。彼は星座はもちろん、仲良くしてる人全ての誕生日が頭に入っていました。誕生日の3週間くらい前から、「もうすぐ誕生日だねー」とカウントダウンが始まります。うれしいような、かなしいような(笑)。

星座は、未来を占うためというよりは、性格判断の材料として活用されているようです。

このように単語は完璧に聞き取れてるのに何を意味してるかわからない質問は、本当に簡単な単語の組み合わせで成り立っているので、聞いているほうはまさか私が困惑しているなんて夢にも思わず、別の言葉で言い替えたり、補足したりってことをしません。結果、黙ってお互い見つめ合うのみ。。。(苦笑)

たとえばこんなのもありました。

卒業を目前に控えた学生が、”Are you gonna walk?”と聞かれたら。

それは、”Are you gonna walk in graduation ceremony?”という意味になり、卒業式に出るかどうかが問われています。ガウンを来て、キャップをかぶり、「卒業生入場」のかけ声と共に、列になって会場に入場する、その一人になるかどうか、です。

Do you buy tickets?

これはどうでしょう?「あなたは(定期的に)tickets買う人?」っていきなり聞かれたら、「何のチケットよ!」って思いますよね。これは、

“Do you buy lottery tickets?”

という意味になることが多く、「宝くじ買ってる?」です。日本でいうロト6みたいな、数字を選んで買うタイプのくじです。くじも”ticket”なんですね。私が一攫千金を狙うタイプかどうか聞いてみたかったのかなー。宝くじは日本でも買いません!

自分の星座、英語で言えますか?不安な方はこちらのビデオで確認しておきましょうね!

英語の発音って大人には習得不可能?

「日本人は発音が悪いから、何回も聞き返されて、それで嫌になって勉強自体をやめてしまう人が多い。」と人が言うのをよく聞きます。

それが事実だとしたら、とてももったいないことだなーと思います。

大人になってしまったら「きれいな」発音はもはや習得できない、と思い込んでいる方が多いようですが、本当にそうでしょうか。ネイティブスピーカーと間違われるような発音には届かないにしても、自分の言いたいことがきちんと正確に相手に伝わる、そんな英語の音を身につけることは、大人になってからでも十分可能です。

日本人の英語学習者の場合、「発音が悪い」または「できない」というより、正しい発音を「知らない」だけのことが多いようです。カタカナを読む感覚で英語の子音を発音してしまったり(”two”を「ツー」と読む、”c”の音を「シー」と読む、”list”を「リス」と母音を付け足して読むなど)、アクセントを置く場所が違ったり。

私自身、領収書が欲しくて、カタカナ英語で「レート」を連発。お店の人に何度も聞き返されたあげく、紙とペンを持って来られた経験もあれば、”tuna”を「ナ」と発音してわかってもらえず、泣く泣く別のものを注文したことも。

そんな私ですが、たくさん聞いて、話して、間違った結果、今では日本人の知り合いに「カナダ人のシンシアっていう友達がいて、、」と言われて、カタカナの「シ」と”c”の音が結びつかず、「中国系のカナダ人?Shinさん?」と自動的に解釈するくらい音に敏感になりました。

一つ一つの発音も大事ですが、文のどこにアクセントを置くか、どこで息継ぎをするか、といった要素も重要です。日本語のリズムはモノトーンなので、英語を話していても単調になってしまいがち。文の切れ目や単語のまとまりが見分けにくく、聞き手に余計な負荷をかけてしまいます。

人によっては、どれだけ練習しても苦手な音というのは残るかもしれません。私の場合は”L”で始まる単語がとっても苦手で(lid, lap, Larry, Lauren, などなど) 今も特訓中です。何回言っても相手にわかってもらえないときは、別の単語に替えてみたり、言葉を補って説明したりすると、「あーー」とわかってもらえて、さらに正しい発音の仕方を教えてもらえるかもしれません。

一つ強調しておきたいのは、相手はあなたの英語の発音を皮肉ったり、批判したりするために聞き返しているのではなく、あなたとのコミュニケーションを成立させたい一心から聞き返すのだということ。「聞き返された=ばかにされた」と思っているのは本人だけだということを忘れないでいてください。

苦手な発音があるという方は、こちらのサイトで特訓しましょう。アメリカ英語を話す時の舌の動きや口の形、喉の使い方など、ビデオで詳しく説明してくれています。

 Rachel’s English

 

一個でもドーナツ!?思い込みから自由になるためにできること。

大学卒業前に友達と二人で行ったニューヨーク。貧乏旅行だったので、食事はいつもデリのサンドイッチとか街角で売っているプレッツェルでした。

ある日、友達と別行動で街を歩いていた時、小腹が空いて近くにあったコーヒーショップに入りました。コーヒーと一緒にドーナツを食べようと思い、「ドーナツ一つください。」とキャッシャーのお姉さんに声をかけました。

お姉さん、怪訝な顔。「あれ、通じてない?変なこと言った?」自分が言った英語を思い返してすぐに気づきました。「ドーナツ」って英語だと”doughnutS”で複数形なのだということを。

”Can I get a doughnutS?”って言われたら、「結局ドーナツいくつ欲しいわけ?」って誰でも戸惑ってしまいますよねー。

1個でも複数でもドーナツはドーナツと思い込んでいた私にとって、この出来事はかなり衝撃的でした。長期留学の経験がなかったとはいえ、日常生活でできるだけ英語のメディアに触れるよう心がけていました。単数形の”doughnutを何度も目にしたり耳にしたりしていたはず。それなのに実際に聞き返されるまで気づけなかったなんて。。。思い込みって恐ろしい。

じゃあ、思い込みの罠から自由になるにはどうしたらいい?

学んだそばからどんどん使って、失敗する中で気づいていく以外ないのではないでしょうか。

「痛い思いをして、身をもって学ぶ」ことを英語では、learning the hard wayといいます。痛い思いをして学んだことは絶対に絶対に忘れません(経験済み!)。

The secret to success is a failure. (成功の秘密、それは失敗することにあり)

たくさん失敗して、恥をかきながら英語の感覚を磨いていくのが、遠回りなようで一番の近道なのですよね〜。

下のビデオは、クリスピークリームのグレーズドドーナツ (Original Glazed)を自宅で再現した様子を収めたもの。ビデオは、クリスピークリームのドライブスルーでドーナツを一個注文するところから始まります。単数のドーナツ(!)がどう発音されているか見てみてください。揚げたてのドーナツおいしそう。。。

Krispy Kreme Doughnut Recipe Video

Do you get carded? 動詞”card”のこんな意味。

Tulips from Tobetsu, Hokkaido
Tulips from Tobetsu, Hokkaido

ニューヨークの友人がFacebookにこんな投稿をしていました。

I got carded at a steak house last night!

“Get carded”っていう表現を最初に聞いた時は、何を意味してるのか全くわかりませんでした。”Card”って動詞もあるわけ?クレジットカードを誰かに使われたってこと?

みなさんは、この文がどんな意味になるか想像がつきますか?

答えは、「(アルコールを注文した際に)身分証明書の提示を求められた。」です。

アメリカでアルコールが飲めるようになるのは21歳の誕生日を過ぎてから。この友人は30代半ばの中国系アメリカ人。アジア系は小柄な上に童顔であることが多く、実年齢よりずっと若く見られてしまいます。40代、50代の女性を「高校卒業したばかりだと思ったよ。」って男性が真顔で言うのを何度見たことか。現地の高校生がそれだけ大人っぽいということでもありますが。

ヨーロッパと違って、「いつまでも若く見られたい」願望を強く持つ人が多いアメリカ。”I got carded!”に対するresponseは、”Good for you!“(良かったね。)しかないですね。