You like dogs. を訳してみると?

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Nadeshiko, Dianthus or Pink

ぴっかぴかの中学1年生とのレッスンは新しい発見でいっぱい。

先週のレッスン。小テストがあったと。その答案を持ってきて見せてくれました。

英語の授業が始まってすぐのテストで、問題は基本的なものがほとんど。だけど満点ではなかったので、どこ間違ったのかなーと見ていたら、、、

You like dogs. という文を日本語にする問題で、「あなたは犬が好きですか?」という質問にしてしまったようです。

一瞬、どうしてこんな簡単な問題間違ったのかな、と不思議に思ったのですが、、、。うーん、たしかに、日本語にしたらどこか変!じゃないですか???

「あなたは犬が好きです。」

なんて、日本語で発言したことありますか?実際に使われてる場面が想像できますか?笑

You really like dogs. 本当に犬が好きなんだね〜。
You like dogs, don’t you? 犬、好きでしょ?
I know you like dogs. 犬が好きだって知ってるよ。

っていうような文だったら、なんとか普段使いの日本語にできそうだけど、何のコンテクストも与えられず、いきなり”You like dogs.”を日本語にしろって言われたら、、、?「ちゃんと考えてる子」だったら、疑問形にしちゃうのもわかる!って思います。

You like dogs.という英語表現が「おかしい」と言ってるのでは、もちろん、ありません。ただ、実際の場面で使われるとしたら、「私は猫が好きだけど、あなたは犬派なのね。」とか、「犬が好きだから、こんなに犬グッズいっぱい持ってるんだー。」というような話の流れがあって、それによって抑揚や感情表現が加わります。だから、この短い表現にも意味の広がりが出てくる。「あなたは犬が好きです。」というような訳には、どうやってもならない。

“I”を “You”に変えたから、「私」を「あなた」に変えて訳せばいい、、、というようなレッスンや試験問題では、英語のコミュニケーション能力はなかなか向上しないかもしれませんね。

それと、日本の中学生、高校生に日本語訳をしてもらう時、感じることですが、「”You”=あなた」と機械的に訳しすぎてしまう癖がありますね。日本語の「あなた」と、英語の「あなた」はイコールでつながらない、と思っているので、どうやってその「癖」を直していったらいいか、、、苦心しているところです。

今週のレッスンでは、どんな「発見」「気づき」が得られるかなー。楽しみです。