歌って学ぶ英語のフレーズ: “Count On Me” by Bruno Mars

「英語の歌を歌って、英語の勉強したいんですけど、おススメありますか?」

小学生の女の子から質問されました。が、最近の流行に全くついていけていないわたし。困って、「どんな音楽が好きなの?」と聞いたら、「Bruno Marsとか?」ということだったので、彼らの曲を片っ端から聞いて、見つけたのがこれ。

使われている英語のレベル、歌いやすさ(テンポ)、歌の内容、すべてにおいて、「これ以上ない」というくらい spot on。特に、小学生から高校生くらいの英語学習者にピッタリ。

大切な友達が、簡単に解決できないような困難にぶち当たって、悩み、苦しんでいたら、どんなことをしてでも助けるから。それが友達ってものでしょ。だから、一人で悩まないで、自分に相談してよ。信頼してくれて大丈夫だから。いつでも頼ってよ。”Count on me!”

Count on A”は、「Aを頼りにする、Aに任せる」という意味。サビの部分、

“You can count on me like one, two, three. I’ll be there”

ここでは、「頼りにする」という意味の”count on”に、「数える」という意味の”count”をかけて使われています。「1、2、3って数えてみて。任せてよ。すぐに駆けつけるから。」

逆に、全く頼りにならない友達がいたら、”You can’t count on him/her!”と言ったり、自分が頼りにされたら困るというような状況では、”Don’t count on me!”と言って、牽制したりできます。例えば、こんな状況。

A: Hey, can you come pick me up at the station this evening?  (今晩駅に迎えにきてもらえる?)

B: Don’t count on me. Not sure what time I can leave office. (当てにされても困るよ。何時に会社出られるかわからないから。)

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動詞”count”についてもう少し掘り下げてみましょう。

COUNT me IN / COUNT me OUT

“Count on me”ととてもよく似ていますが、 “Count me in“という表現があります。これは、直訳すると「自分も数に入れて。」という意味で、要は、「自分も参加する。」とか「自分も仲間に入れて。」ということ。

A: We’re going to the movies tonight. Do you want to join us? (今晩みんなで映画行くけど。どう?)

B: Yes! Count me in! (行く!行く!)

“Count me out” だと全く逆の意味になって、「自分は数に入れないで。→ 自分は興味ない。遠慮します。」という意味になります。

A: We’re going to the movies tonight. You’re coming, right?(今晩みんなで映画行くけど。来るよね?)

B: Um, I have to finish my assignment by tomorrow. So, count me out. Sorry. (課題明日までに終わらせないといけないから。やめとく。ごめん。)

 

Comic books don’t count. 「漫画は数に入りませんよ。」

これは、どういう場面で使われるか、簡単に想像できますよね?例えば、

“How many books did you read last year? Comic books don’t count, by the way.”
(昨年は何冊本読んだ?あ、漫画は数に入らないから、入れないでよ。)

それとか、映画「マイ・インターン (the Intern) 」では、こんな風に使われています。

She loves to ride her bike through the office.

That woman does not like to waste time.

Plus, she counts it as exercise.

(彼女、オフィス内を自転車で移動するのが好きなんです。
時間を無駄にするのが好きじゃないから。
それに、エクササイズとしてカウントしてるのでね。)

Age doesn’t count. 「年齢なんか問題じゃない。関係ない」

この場合の”count”も「(物・事が)数に入る」という意味から派生して、「(物・事が)→ 重要だ。大切だ。」という意味になります。自動詞なので、後ろに目的語はきません。

A: Oh, I really wanted to come pick you up, but …  (迎えに行ってあげたかったんだけど、、、)

B: Oh, it’s okay. It’s that thought that counts. Thank you anyway. (大丈夫。その気持ちがうれしいです。ありがとう。)

It’s that thought that counts.” この表現は是非セットで覚えてください。やってあげたいことがあっても、様々な事情で行動に移せなかった場合、「その気持ちだけでうれしいですから。気にしないでください。」と言って、相手の気持ちを軽くしてあげられます。ちなみに、”it’s *** that …” は強調構文ですね。That thought counts.という文のthat thoughtを強調しています。

まとめ

「好きな曲で英語を学ぶ」場合、大事なこと。それは、単に日本語の意味をネットで探して内容を理解するだけでなく、使われている言葉一つ一つがもつ意味を「英語で」しっかり捉えるということ。

この歌で使われている単語やフレーズは、中学から高1レベル程度。しかも、”be supposed to do”とか “remind”とか””stuck” など、日常生活で聞かない日はないというくらい最重要の表現ばかり。歌詞をしっかり理解して歌うことで、単語のイメージ、意味の広がりが体感でき、自信を持って使えるようになります。

また、音に合わせて歌うことで(なりきって!)、英語のリズム、発音も身についていきます。

最初から100%を目指そうとせず、まずは、サビの部分から始めてみてください。それから、自信を持って歌える部分を少しずつ増やしていくと良いでしょう。

これからも、おすすめの曲があれば、ご紹介していきますね。

I hope this helps!