アメリカのStarbucksで聞かれる質問

少し前になりますが、ハリウッド女優Helen Hunt のこのTweetがネットで話題になっていました。

アメリカのスターバックスでは、注文時に名前を聞かれることがよくあります。オーダーしてから飲み物が出てくるまで時間がかかる場合、日本ではレシートを見せたりしますが、アメリカではカップに書かれた名前で区別します。

MaryとかJohnとかよくある名前だと問題ないのですが、聞き慣れない名前の場合、「スペルは?」と聞いてくれる店員はいい方で、かなり適当な名前が書かれていることが多々あります。

韓国人の友人とスターバックスに行ったときのこと。カウンターで名前を聞かれて、堂々と”Jane”と答えた彼女。自分の名前を言っても大抵は「は?」って聞き返されるし、スペル言っても間違ってること多くて、いろいろ面倒だから、注文用の名前を用意したのだと。

その点、Akiという名前は本当に簡単で覚えやすく、この名前を選んでくれた親に心から感謝。決して一般的な名前ではないけれど、”A-K-I”とスペルアウトしてあげれば、問題なく聞き取ってもらえました。

余談ですが、アキという音は、スペイン語で「ここ (here)」を意味する”aqui”と同じです。スペイン語を話せる人に私の名前を言うと、100人中99人が「スペイン語でどう意味か知ってるか。」と聞いてきます。”I know what ‘aqui’ means.” ってプリントしたTシャツ作ろうかなって、友達と(半ば本気で)笑い合ったほど。

で、上のTweetに話を戻しますが、スターバックスで飲み物を注文したHelen Huntさん。「名前言った方がいいよね?」と店員に聞いたところ、店員さん、ウィンクして「大丈夫ですよ。わかってますから。」と。ハリウッド女優に名前名乗らせちゃだめですよね〜。で、出てきた飲み物が上の写真(笑)。Jodie Fosterと間違われていたという、、、。

Starbucks からの謝罪のtweetがこれ。

“We hope the drink was still as good as it gets.” (少なくともドリンクは問題なく味わって頂けたかと思いますが。)

もちろん、この”As Good As It Gets” は、彼女の主演作品のタイトルにかけて使われています。(日本語タイトルは「恋愛小説家」。どうして??)

このフレーズ「これ以上のものは望めない。(It’s not going to get any better than this.)」っていう意味で、ここでは「私たちが提供できる最高のもの」って感じの意味になるでしょうか。「精一杯やってみた結果がこれです。」「この金額じゃこの程度だろうね。」っていう「諦め」や「妥協」のニュアンスを含むことが多いので、使う場合は注意が必要。

もう一つ、日本では聞かれないけど、アメリカのスターバックスでよく聞かれる質問。

レギュラーコーヒーを注文した時、”Do you want room for milk?”と聞かれることがよくあります。

初めてこれを言われた時、何を聞かれてるか全く理解できなかった私は、「はいって言っておけばいいや。」と適当に答えてました。その後も何度か同じ質問をされて、わからないまま、”Yes, please.”と答える日が続いて、、、。1ヶ月くらい経って、ようやく相手が言いたいことがわかりました。

「カップに牛乳を入れるスペースを取っておくか?」ってことでした。

アメリカでは、レギュラーコーヒーを頼むと、ペーパーカップのギリギリまでコーヒーを入れてくれるので、牛乳やクリームを入れて飲む人は、カップからコーヒーがあふれてしまいます。(で、ゴミ箱に余分なコーヒーを捨てている人をよく見かけます。)それで、牛乳を入れる分、コーヒーの量を少なくしておきましょうか、と聞いてくれるのです。

勝手にコーヒーの量を減らしたら、文句が来るから、確認してくるのでしょうね。

こういう”room”の使い方、面白いですよね。

There’s always room for improvement. (改良の余地は常にある。)なんて使ったりします。

ファストフードやコーヒーショップでの注文の仕方は、英会話の本で予習しておけば難しいことは何もないのですが、日本で聞かれないことを聞かれるとほんとドギマギしますよね。英語の問題じゃなくて、文化の違いってこと、よくあります。だから、聞き取れなくても、自分を責めることないですよ。英語学習は間違ってなんぼですから、わからないときは、堂々と聞きましょうね。