Siriと遊ぼう。

New York Timesのサイトに行くと必ずチェックするビデオレポート(Times Video)。

ちょっと前ですが、”Use the iPhone OS 8 like a pro“というビデオがアップされていたので見てみました。見た後、私が真っ先に試したのが、SIriを使ってラジオやプレイヤーから流れている曲を特定するという技。技と言っても、曲が流れている間に、”What’s playing?”とSIriに聞くだけです。

私は自分のiTunesの中に入っていたチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を聞かせてみました。30秒ほどで、Voila! 正確な曲名、アルバムタイトルが画面に現れました。

IMG_0788指揮者も演奏者も当たってて、すごいー。

その後クラッシク音楽専門のインターネットラジオを聞いてたとき、「聞いたことあるー。だけどタイトルわかんないー!」っていう曲が流れてきたので、早速Siriさんの出番。今回もばっちり当ててくれました!(Mendelssohn’s Violin Concerto in E minor)

YouTubeでダウンロードした曲はどうなのかなーと思い、庄司紗矢香さんのメンデルスゾーンを聞かせてみました。コンサート会場で録音されたもの。こっちは残念ながら、わかんないって言われちゃいました。iTunes Storeで販売されているものしかデータベースにないのかもしれませんね。

曲名を教えてくれるだけじゃなく、海外の都市の天気や観光情報などもバンバン教えてくれるSiriさん。発音がまずいと全く言うことを聞いてくれないので発音矯正トレーナーとしても活躍してくれています。

iPhoneユーザーの方はぜひ彼女と仲良しになって、会話を楽しんでみて下さい。

昨年11月にNPR で紹介されていた自閉症の男の子とSiriのとってもキュートなエピソード。
こちらもぜひ聞いてみてください。

Apple’s Siri Helps Autistic Teen With Communication Skills

How to build your vocabulary: 英単語を楽しく増やすコツ

私には、人に自慢できるような特技はほとんどないのですが、最近「これって特技って言えるかも」と思えるものが見つかりました。

それは、気に入った本やビデオを飽きることなく何度も何度も繰り返し楽しめるということ。

「何度も」というのは、最低でも100回。短期集中ではなく、長期に渡っての「深く、長い」おつきあい。本なら、表紙がぼろぼろになるくらい。ビデオなら台詞を丸暗記できるくらい。

この特技は語学を勉強しているときに特に活きてきます。

例えば、こちらのインタビュー。
Songwriters Behind ‘Frozen’ Let Go Of The Princess Mythology

放送されたとき話に引き込まれて、すぐにダウンロード。iTunesのプレイリストに入れて、BGM替わりに毎日のように聴いています。何度も聴いているのに、毎回わくわくしながら楽しめる、毎回毎回同じところで笑える。。。これって自慢はできないかもしれないけど、特技であることは間違いない!と思えるようになりました。

インタビューに出てくる、聞き慣れない単語や言い回し。知ってても聞き取れない言葉。何回も何回も繰り返し聴いてるうちに「聞こえてくる」ようになる言葉もあれば、何回聞いてもわからないままの言葉もあります。「これは何回聞いても無理!」と思ったらトランスクリプトで確認して、意味を調べます。そしてまた聞く。それを繰り返しているうちに、知らなかった言葉が自分のものになっていく。「体で」理解できるようになっていくのです。

ボキャブラリーをどうやって増やしていけばいいですか?という質問をよく受けますが、私はこのように実際使われているコンテクストの中で語彙を増やしていくのが、一番効果的だと思ってお勧めしています。

単語帳やフラッシュカードで覚える人も多いでしょう。だけど、じゃあその単語どういう場面で使えるの?書き言葉?話し言葉?誰に言っても通じる言葉?どんなニュアンスが入っている?といった情報は、この方法では体得するのが難しいでしょう。それに、単語帳で覚えるのって楽しくない!私には「苦行」としか思えない。

まずは自分が「好き」で、何回見ても(聞いても)飽きない!ついつい何度も聞いてしまう!と思えるようなトピック、ジャンルを掘り下げていくことから始めましょう。

ちなみに私が「ごはんより好き!」って思えるジャンルは、これ(笑)。

 

心がきゅんとなる話 from New York: A story about a dog

家にいるときは、インターネットでアメリカのラジオニュースを聞いていることが多い私(テレビがないもので)。お気に入りはNPRのMorning Editionです。

先週末、いつものように流しっぱなしにしていたら、とってもニューヨークらしくって、心があったかくなるお話が紹介されていて、「これレッスンで使おう!」と早速ネットで音声を探して保存しました。

ニュースのタイトルは、Dog Races The Rails To Manhattan — And Wins New Yorkers’ Hearts.

タブロイド紙に掲載されていた「ある犬」にまつわる記事を、番組のキャスターが3分弱のお話に編集し直して紹介したものです。

「事件」は平日朝の通勤電車で起こりました。ブロンクスとマンハッタンを結ぶメトロノースという電車を運転していた男性が、その電車を追いかけるように走っている犬がいるのに気づきます。

枕木に足を取られ、つっかかりながらも、元気よく走り続ける犬。運転手は気が気ではありません。電気が流れている線路に当たって感電死するのではないか。電車にはねられるのではないか。

そんな運転手の心配をよそに、犬は並走を続け、さらに、電車が信号で止まった時には、ここぞとばかりに電車の前に躍り出て、電車を先導し始めるのです。

こ れには運転手も困りました。ブレーキを踏んで、スピードを緩めるしかありません。ですが、彼が運転するのはマンハッタンに向かう通勤電車。「忙しい」が口 癖のニューヨーカー。犬一匹のためにスピードを落とすなんて言ったら大騒ぎになってしまうのではないか。緊張しながら車内放送を流します。

「電車の前を走っている犬がいるため、かなりスピードを落として運転しています。」

その放送が終わるやいなや、乗客達が次々と先頭車両に集まってきました。クレームを言うため?ではなく、その犬に声援を送るため!

電車がゆっくりと次の停車駅に入っていきます。犬を捕まえるため線路に駆け寄る二人の警察官。犬はその警察官の腕に勢いよく飛び込んでいきました。犬が無事保護されたのを見て、さらに歓声を上げて喜ぶ乗客達。

この犬は首輪がついてないけれど、ちゃんとお手やお座りをするそうで、きちんとケアされていたことが伺えるとありました。飼い主が見つからなかった場合は、新しい飼い主に養子に出されるとのこと。引き取りたいという申し出も殺到しているそう。

鉄道警察官がこの犬につけたニックネームは”Tie“。どうしてこの名前になったと思いますか?わからない!知りたい!という方は、リンクの再生ボタンをクリックして音声を聞いてみてください。平易な文章で構成されていて、単語さえわかれば簡単に理解できる内容です。サイトにはトランスクリプトも掲載されています。

内容が理解できたら、今度は声に出して読んでみるのも良いですね。どの単語を強く読んでいるとか、どこで息継ぎをするとか、意識しながら繰り返し読みます。プロのニュースキャスターから直接読み方を教わっているんだわーと想像しながら、ね♪