英文パターンで編む (その後)#スロウファッション

うん十年ぶりに編み針を握り、編み物を再開してちょうど5年が経ちました。
(前回の投稿はこちら

技術的にはまだまだ発展途上で、自己満足の域からなかなか出られずにいるのですが、黙々と手を動かすことの気持ちよさと、自分の身につける物を自分で作る喜びは、何物にも代え難く。今日も朝から(仕事そっちのけで!)インスタグラムやRavelryを覗き込んで、次のプロジェクト探しに忙しい私。

Ravelry の存在はずっと知っていたのですが、その情報量の膨大さが、初心者の私にはoverwhelming かつintimidatingで、アカウントを作ったまま全く利用せずにいました。でも、2年ほど前に発見したこのサイトのおかげで、Ravelryへの心理的な敷居がグッと低くなって、積極的に利用しようと思えるように。

使い始めたら便利すぎて、今ではなくてはならない存在。パターンの購入、管理もすごく楽になりました。(ちなみに、私のアカウントはmatokachannycです!)

上の写真にあるFOs (finished objects)はすべて無料のパターンで作りました。

左上から時計回りに、

Springtime Bandit

Easy Stool Covers

Reversible Rivulet Scarf

Vancouver Fog Fingerless Mitts

寒さが一段と深まってきたここ札幌で、どれも毎日、大活躍してくれています。

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手編みの良いところは、古いものから新しい作品を生み出せるところにもあります。以前作って見たけど、体に合わなくて結局着ていない、とか、色や形が好みじゃなかった、とか、編み目がガタガタ!で着て出かけられない(苦笑)、っていうのは、潔くほどいて(Frogging)、別のモノに編み直します。去年は新しい糸は全く買わず、ほどいた糸でセーターや靴下をたくさん編みました。

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靴下が編めるようになったのも、自分にとっては嬉しい進歩。小学生の時に挑戦して、かかとの引き返し編みが全く理解できず断念して以来、ちょっとばかりトラウマになっていたのです。しかし、前回紹介したVeryPink Knitsの、このビデオシリーズを見ながらやって見たら、、、できた!(涙)自分用に何足も編んで、友人にもプレゼントできるくらい、自信を持って編めるまでになりました。

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毛糸の靴下を履いていると、必要になってくるのが、お直し (mending/darning)のテクニック。

ヘビロテで履いてて、気づいたら大きな穴が!ってことがよくあります。私は、こちらのサイトで紹介されている3通りの方法のうち、3番目の「パッチをあてるやり方」で繕っています。手間はかかるけど、全く苦にならない。「お店に靴下を買いに行くことを考えるほうが、よほど疲れる」と思うようになってしまった。

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編み物をしているときのBGMは、音楽だったり、オーディオブックだったり、ポッドキャストだったりしますが、最近はこの人のビデオをよくかけて耳で楽しんでいます。彼女のテイスト(デザイン、インテリア含め)全部好き。実は、けっこう日本贔屓の彼女です。An awesome French knitwear designer living in Latvia, who loves Ghibli movies and Genmai-cha ;)

こういうビデオ版ポッドキャストがいっぱいあるのね〜って、最近になって知りました。

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スロウファッションという言葉が少しずつ浸透してきた今日この頃。量よりも質を追求したいという思いが一層強くなり、「値段が手頃だから」、「セールだから」と、お店にフラフラと入ることはなくなりました。(ニューヨークにいた頃は、時間潰しにH&Mやthrift shopsに入ってよく買い物してました。)

お店に陳列されている洋服や小物を買うという行為が、私の中でどんどん非現実的なものになっています。

ミシン買いたいと言い出すまで、どれくらいかかるかな(笑)。

続く

英文パターンで編んでみよう。

IMG_1015アメリカから帰ってきて、数十年ぶりに始めた編み物。

編み針を握ると、何かに取り憑かれた?っていうくらい、寝る間も惜しんで手を動かし続ける私です。

この2年間でいろいろなモノを編みました。靴下や帽子、手袋などの「小物」、セーターやカーディガンなどの「大物」。自分には絶対無理だと、ずっと避け続けていたかぎ針にも挑戦して、麻ひものバッグも編めるようになりました。

↓こんなバッグを立て続けに4つ編んでしまった。。。

麻ひもとリネン糸で編むバッグ

上の写真に写っている縄編みの帽子とグレーの手袋は、この本↓の中にあったデザイン。

大切に使いたい、手編みのこもの (Let’s Knit series)

こちらは、上の本と同じ作家さんの新刊。表紙のミトン、かわいすぎる。

毎日の手編みこもの (Let’s Knit series)

本を見ながら編んでいると、わからないことがたくさん。全くの初心者でなかったとは言え、最後に編み針を握ったのは小学校6年生だったので。。。

解説を読んでも、イラストを見てもちんぷんかんぷんで、最初の頃はイライラさせられました。周りには編み物をやる友達もいないし、教室に通うほど本格的にやるつもりもなかったから、自力で答えを見つけるしかありません。

ユーチューブでチュートリアルビデオを探してみましたが、日本語のチャンネルには、すごくわかりやすい!っていうのが見つからず。それで、英語だとどんなのがあるんだろう、と探して見つけたのが、このチャンネル。大当たり。


VeryPink Knits

Stacy の説明はとにかくわかりやすい。英語のパターンを使って編む時に必要な用語と編み方が、プレイリストになって整理されているので、SSKとかK2TOGとか、私には暗号としか思えなかった用語とテクニックが、Stacyの解説ビデオで一目瞭然。

ラグランセーターの編み方、マジックループという輪針を使ったテクニック、そして、かぎ針も、彼女のビデオを見て一から学びました。足を向けて寝られません。

ビデオはもちろん全て英語なのですが、映像をしっかり見ていれば理解できないことはほとんどないはず。英文パターンに挑戦する予定がない編み物初心者の方にも超オススメのチャンネルです。

英語のパターンの読み方が大体理解できるようになったら覗いてみてほしいのが、ニューヨークにある毛糸屋さんPurl SOHOのサイト。簡単で上品なパターンがいっぱい。ほとんどのパターンが無料で提供されています。Stacyのチャンネルほどではないけれど、ビデオのチュートリアルも用意されています。

Screen Shot 2015-10-08 at 7.24.27 PMニューヨークに行ったら真っ先に向かうであろうお店の一つです。(もう一つはTrader Joe’s 笑)

無心に手を動かしていると、ちょっとしたトランス状態になったりします。聞いている音楽やポッドキャストの内容がどんどん遠くなっていって、普段思い出すこともないような記憶が急によみがえってきたり、仕事のアイディアがぽっと浮かんだり。脳の中でバラバラに保存されていた情報が一本につながる感覚。瞑想してる人ってこんな感覚を味わってるのかな。

実用的で、英語の勉強にもなって、脳も活性化できる?Knitting/Crocheting。今年の冬は、一緒に楽しみませんか?